SERVICE 業務内容
AIR PROCESSING エアー加工
圧縮した空気の力で
より強く。より美しく。
数10本の非常に細い糸が束になっている元糸を仕入れます。その複数本の束になっている元糸の1本ごとに対し、弛みやループをつくるよう、高圧のエアーを吹き当てることで、元糸の束の特性を変化。糸が生地や衣類などに加工された際、空気を含み保温力や伸縮性が増すことになります。
TWISTING 撚糸
丈夫な糸へ変化。
仕入れた元糸や前工程でエアー加工処理した糸から目的や用途に応じた適正な撚り(糸にネジリを加えること)をかけます。撚糸の目的は、「糸を強くする」ことと、生地にした際の「手触り」や「風合い」を変えることです。撚りは複数種類、複数本にさまざまな回数のネジリをかけることで、それぞれの特徴をもたせられます。
WARPING 整経
職人の技による整経
経糸(たていと)と横糸を組み合わせてつくられる織物生地を製造する前工程です。織物の経糸として使うために、数千本から数万本の糸を、幅が数メートルあるロールに巻き付けて機屋(はたや)の織機(おりき)にセットするために出荷します。
TEXTILE テキスタイル開発
再現性の高い見本生地
撚糸において撚りの強さ(ねじり回数)によって、生地になった際の特性が変わってきます。また、エアー加工においても同じです。高圧エアーの当て方や混ぜる糸の種類によって、特性やその機能が変わります。当社でつくった糸で生地を製造した際に、どんな特性・機能、風合い、見え方になるのかを、後工程である生地メーカーに理解してもらうことが重要です。生地までつくって見せるために、その見本生地(テキスタイル)を開発しています。